連載 第33回 『高潔なる生涯』 佐藤 彰(福島第一聖書バプテスト教会牧師) 先日、個人的に会津を訪ねた時、会津若松の若松という地名を定め、現在に至る繁栄の礎を築いた人物が、キリシタンの戦国武将蒲生氏郷(がもう うじさと)であったことを知りました。彼は近江に生まれ、少年期に織田信長の元に人質として預けられました。しかし、信長は彼の能力を見抜き、娘の一人を彼に与えたのです。確かに彼は戦乱の時代にあって特筆すべき武将として、花を咲かせました。